【作例】ペリスコープ「OV08A10」で観る、サッカー観戦。

埼玉スタジアムの客席にて

記事内の写真は、全てvivo X70 Pro+で撮影したものです。

また、スタジアムでは一部座席を除き三脚の持ち込みはできないため、今回は全て手持ちでの望遠撮影とさせて頂いております。

記事内の情報は、2022年5月現在のものでアップデート等により画質の向上などがあるかもしれません。

目次

vivo X70 Pro+ カメラスペック

そもそも、vivo X70 Pro+とは、

2021年9月に、中華スマホメーカーVivoより発売されたハイエンドスマホ。
夜景・低照度環境での暗所撮影性能が当時のスマホカメラ内のトップを誇った。日本では未発売。

価格は約10万円から。

メインカメラ50MP+OIS(GN1)
センサーサイズ1/1.3 2.4μm 絞りf/1.57
超広角48MP+マイクロジンバル(IMX663)
センサーサイズ 1/2 0.8μm 114°
望遠8MP+OIS(OV08A10・ペリスコープ)
5倍光学ズーム 最大60倍 1μm
カメラスペック

今回は、標準でvivo X70 Pro+に搭載されているペリスコープ望遠カメラ「OV08A10」をサッカー観戦でどのくらい実用的に使用できるのか検証を兼ねて紹介させていただきます。

望遠8MP OV08A10のイメージセンサーとは。

皆さんは、こう思うでしょう。

「約10万円もするスマホなんだから、望遠のイメージセンサーも良いものを積んでいるのだと」

しかし、そのようなことはOV08A10に限って無いのです。

確かに、OV08A10の搭載されているスマホはどれもハイエンドやフラグシップ機となっています。

(vivo X70 Pro+・vivo X60 Pro+・OnePlus9 Pro・OnePlus10 Pro・Xiaomi Mi11 Proなど)

筆者は、そのうちのXiomi Mi 11 Pro・OnePlus 9 Pro・vivo X70 Pro+を触ってきましたが感想はどれも微妙

OnePlus 9 Proは、OV08A10を搭載されていますがペリスコープカメラが非搭載なため望遠時の最大倍率が30倍になっています。

望遠は、あったら便利だが綺麗に撮れなければ意味がない。

物撮りをメインで望遠カメラを使用することが今まで多かったのですが、今回は実用性を考えサッカー観戦での使用感を元にvivo X70 Pro+の望遠作例を上げさせていただきます。

撮影したスタジアム

撮影日は2022年5月21日の明治安田生命J1リーグ第14節
浦和レッズ対鹿島アントラーズの試合で埼玉スタジアム2002。座席はビジター自由席(南側ゴール裏)から。

埼玉スタジアム・フィールドの大きさ座席からの距離

ピッチ(競技フィールド・芝生)の大きさは、縦105m×横68m。

ゴール裏からの観戦のため、座席位置とピッチの距離を含めると反対側のゴールまで撮影するとなれば

約130mの距離になります。

🔗埼玉スタジアムについて

vivo X70 Pro+ OV08A10 ペリスコープ 望遠作例

vivo X70 Pro+のペリスコープカメラの最大ズームは60倍

今回、倍率を全て把握できなかったが主に設定していた倍率は、13倍~30倍。

撮りたい場面を撮ることに集中して、いくつかピックアップしました。

全ての画像は、クリック(タップ)で拡大して表示されます。

vivo X70 Pro+:等倍
座席から等倍(×1)

座席位置からピッチの中心のセンターラインまでは、約60mと推定できるため、
そのような視点で作例を見ていただきたいです。

試合開始前挨拶
円陣
vivo X70 Pro+:25倍ズーム
約25倍ズーム
vivo X70 Pro+:20倍ズーム
約20倍ズーム

本当に必要最低限の画質。選手の背番号は分かるものの、約20倍ズームで拡大すると写真として破綻していることが分かります。

しかし、OV08A10にはOIS(光学式手ぶれ補正)を搭載している為、高倍率でも撮影時の手ブレはあまり感じませんでした。

SNSにアップする程度の写真なら問題ない気がするが、記録用として残すのなら問題大です。

競り合い
vivo X70 Pro+:28倍ズーム
約28倍
vivo X70 Pro+:AI処理失敗
AI処理失敗
vivo X70 Pro+:AI処理成功
AI処理成功

AIモードをONにして撮影することによって、芝を検知して色味を調整し写真らしい写真を撮影できているが
処理が失敗した際の色味は最悪です。

そのため、ソフト(画像処理)やAIが弱いメーカーのスマホだと補正がうまくできない可能性があります。

以下は、さらに高倍率の写真。

vivo X70 Pro+:30倍ズーム
約30倍
vivo X70 Pro+:35倍ズーム
約35倍
vivo X70 Pro+:30倍ズーム
約30倍
vivo X70 Pro+:25倍ズーム
約25倍
vivo X70 Pro+:20倍ズーム
約20倍

OV08A10で撮影した まとめ

ペリスコープカメラを搭載しているからと言って、望遠性能が物凄い高いわけではないのでご注意ください。

望遠イメージセンサーは、OV08A10のみではなく様々なものがあり、スマホカメラで最大望遠倍率が120倍のものもいくつかあります。望遠目的で、スマホカメラを選ぶのであればOV08A10のイメージセンサーは除外するべきです。

20倍を超えた時点で、拡大したら写真として成立しておらず、
30倍を超えた時点で、背番号が無いと選手が誰なのか判別不可です。

新聞の表紙のような写真(競り合い)を撮るには最低でも30倍は、必要です。

ペリスコープカメラを搭載した、OV08A10では最大ズームが約5,60倍となっていますが、実用性では20倍が限界です。

おまけ
倍率は不明ですが望遠動画は、全く使い物になりませんでした。。

最後まで、ご閲覧いただききありがとうございます。
是非よろしければ、コメントの方を残していただければ幸いです。

次回の記事作成の、参考にさせて頂きます。
Twitterもやってます。「#ハイエンド推奨委員会」でスマホで撮った作例投稿中。

今後ともよろしくお願いいたします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次