当サイトでは国内未発売品のレビューをするにあたり、「技適見取得機器を用いた実験等の特例制度」を利用しカメラレビューを行っております。
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vivo X80 Proの提供者:技術箱//Technology Box
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vivo X90 Pro+, vivo X80 Pro カメラスペック
カメラスペック
vivo X90 Pro+ | vivo X80 Pro | |
メインカメラ | 50MP IMX989 1インチ f/1.75 3.2μm 4 in 1 ピクセルサイズ 1G+7P レンズ OIS 光学式手ぶれ補正 | 50MP S5KGNV 1/1.3インチ f/1.57 OIS 1.12μm OIS 光学式手ぶれ補正 |
超広角カメラ | 48MP IMX598 1インチ f/2.2 114°超低歪み | 48MP IMX598 1/2.0インチ f/2.2 114° |
中間望遠 | 50MP IMX758 1/2.4インチ f/1.6 OIS 光学式手ぶれ補正 | 12MP IMX663 1/2.93インチ f/1.85 |
望遠カメラ(ペリスコープ) | 64MP OV64B 1/2.0インチ f/3.5 最大100倍ズーム OIS 光学式手ぶれ補正 | 8MP Hi847 1/4.4インチ f/3.4 最大60倍ズーム OIS 光学式手ぶれ補正 |
フロントカメラ | 32MP S5KGD2 1/2.8インチ f/2.45 | 32MP S5KGD2 1/2.8インチ f/2.45 |
動画性能 | 720p:30, 60fps 1080p:30, 60fps 4K:30, 60fps 8K:30fps | 720p:30, 60fps 1080p:30, 60fps 4K:30, 60fps 8K:30fps |
センサー・その他 | 画像処理V2チップ搭載(自社開発) Zaiss Natural Color 2.0 | 画像処理V1+チップ搭載(自社開発) Zaiss Natural Color 2.0 |
vivo X90 Pro+は、X80 Proのセンサーと比較し受光面が77%向上したとのこと。
DXOMARK
2023年2月現在のDXOMARKの評価です。
一つの指標として参考までに。
2023年2月現在のもの、更新されている可能性があります。
vivo X90 Pro+の同レベルには、Google Pixel 7やXiaomi Mi 11 Ultraがあり、点数は参考になりにくいがレビュー自体はかなり的確で参考になっています。
一方vivo X80 Proの同レベルには、vivo X90 ProやXiaomi 12S Ultraがある。
DXOMARKのランキングはかなり偏りがあるが、詳細レビューは参考になるので是非。
vivo X90 Pro+, vivo X80 Pro コンセプト
左:X90 Pro+(想像を超える Zeiss Imaging)
右:X80 Pro(見えるものを超えて Zeiss Imaging)
箱の内側に記載されているコンセプトです。
見えるものを超えたX80 Pro、想像すら超えたX90 Pro+、次は見えないものが見えそうです。
vivo X90 Pro+, vivo X80 Pro 撮影モード
撮影モードなど大きな変更点があったものを紹介します。
使用バージョン
今回の比較検証で使用したバージョンです。バージョンによっては一部仕様が異なる場合があります。
両機器とも、OriginOS 3です。
通常撮影モード
大きな変更点は、中間望遠が強化された影響でX90 Pro+は撮影倍率を0.6倍, 1倍, 2倍, 3.5倍, 10倍に幅広く選択が可能になりました。
撮影設定
基本的な撮影設定は同じですが、X90 Pro+ではレンズの自動切換えをON/OFFで設定できるようになりました。
撮影モード
新しく、X90 Pro+では「食べ物モード」と「Zeiss 風景&建築物モード」が追加されました。
Zeiss 風景&建築物モード –新追加
風景や建物の撮影時の新しい撮影モードが追加されました。
食べ物モード –新追加
食べ物の色味を修正し、いわゆる「メシウマ」写真が撮れるモードです。
とにかく美味しそうな絵になり、通常の撮影モードと飯撮りがしっかり差別化できて補正も完璧です。
vivo X90 Pro+, vivo X80 Pro 作例比較
全ての画像は、クリック(タップ)で拡大して表示されます。
撮影モードは、各撮影場所に適したモードで撮影。AIはオート。
結論から言うと、物凄い差は無いもののX90 Pro+が圧倒的に優秀でした。
X80 ProのSocは8G1でX90 Pro+の8G2と比較してかなり熱を持ち、撮影中もホカホカで少し心配でした。
違いがない昼間の写真 -等倍撮影
比較記事で考察を書けなほど、両機とも違いがなくが拡大した際にX90 Pro+の方がノイズが若干少ないと感じられます。
しかし、ぱっと見どころ少しの拡大程度では違いが分かりません。
拡大したらノイズの差で違いが出るものの、シーンによって補正の付き方が若干違います。
空の青色をしっかりと演出させているのがX80 Proで、より現実の目で見る色・風景に近しく撮影できているものがX90 Pro+でした。
しかし、ほとんど違いが分からないのが現状です。
少しばかり、手前のベンチの色味が違いますが比べなければ分からないほど評価が難しいです。
1インチ本領発揮 -夜景撮影
昼間の撮影では大した差が生まれなかったものの、夜景撮影はかなり違いました。
色味の補正等の問題ではなく、ハードウェア面でいかにX90 Pro+が進化したのか非常に分かる一枚。
橋上のオレンジがかった少し上を比較すると、X80 Proは白飛びをし夕日の色が失われてしまっていることが分かります。
等倍では白飛びはしていないものの、よりクリアに鮮明に映っている印象をX90 Pro+は受けることができます。
超広角では両機ともノイズは乗っており拡大した際に、X80 Proは建物の外形が少しに滲んで見えX90 Pro+の方が優秀です。
差はあると述べたが、実際何を撮影するかによって違いがある・ないがはっきりしてしまう面が大きいですが、全体的に優秀なのはX90 Pro+で間違いないです。
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大幅強化 -望遠性能
画像はクリック(タップ)すると拡大するので是非拡大して比べてみてください。
X80 Proは、望遠が弱く全体的にガビガビな写りになってしまい写真としてなしていません。
望遠撮影全般的にぱっと見でも違いが分かるほど変化が大きかったです。
おまけに、星空モードでの夜景撮影を行ったがX80 Proの色味が終わっています。
X90 Pro+もなぜかフレアのようなものが写りこんでしまっていいます。
あまり普段使いをしない超高倍率撮影も。
望遠がゴミと散々だったX70 Pro+やX80 Proから、劇的進化を遂げて別物に。
X90 Pro+の望遠性能は本当に高く、他社のミドル性能のスマートフォンの等倍撮影よりきれいに写ります。
夜景モードの色味の違い
全て同じタイミングでの撮影です。
稀に、色味の変化が大きい時がありました。
X90 Pro+は透き通った繊細な色味が特徴的で、スマホカメラが苦手とする濃い青色の照明でも繊細に撮影ができています。
光源の撮影
夜景モードの手持ち撮影です。見るからにX90 Pro+が優秀でした。
光源を撮影しているのにも関わらず、オリオン座まで写すことができました。写真はX90 Pro+の拡大ですが、X80 Proにも写っています。撮影場所は豊洲です。
昼間の逆光写真です。
X90 Pro+は全体的に白く薄い写真になってしまっていますが、左下の看板にかかっているノイズの量が圧倒的に少ないです。
星空モードの色味の違い
夜景モードの色味の違いは、極稀に起こる程度でしたが星空モードに至っては根本的にvivoがコンセプトを変えたと考えられるほど違いました。
上記望遠撮影の章でも紹介した写真です。この写真は色味の問題ではなく写真としてX80 Proはダメダメです。
X80 Proは思いっきり青みがからせ星を写すように処理をします。これは、X70 Pro+でも同様な処理方法が見られました。
青みがかった星空は田舎に行って撮影するとSNS映えするような星が際立つ、星空写真に仕上がります。
しかし「青すぎる」とTwitter上での嘆きが多く、マニュアル撮影で色味を抑えることが多かったです。
星空モードにかかわらず、写し方のコンセプトが変わったのだと思います。
星空長時間露光モードで露光させました。
風でブレてしまったものの、星の軌跡の本数、明るさはX80 Proのほうが強いですが、X90 Pro+の方が繊細に写すことができていて後者の方が私は好きです。
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vivo X70 Pro+
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